島流しの遊戯王ブログ

あーりんといいます、遊戯王に関する記事を書きます

島流しの遊戯王ブログ ⑤SPYRALのサイドデッキについて

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初めましての方は初めまして

 

もし前の記事も読んでくださった方はまた読んでくださってありがとうごさいます

 

あーりんと申します 

 

 

今回の内容は、SPYRALのサイドデッキについてです

 

前回の記事を読んでくださった方から

「サイドデッキについて聞きたい」

とリクエストをいただいたので、書くことにしました

 

なぜ前回の記事にサイドデッキに関する内容がなかったかというと、ひとえに

コ〇ナウイルスによって大会が開催されてないため、環境が分からない

結果これが正解といったサイドデッキが決まっていない

という理由があります

 

なので今回は

・今までの環境

・新しいリミットレギュレーションになってから開催されたオンラインCS

などをもとに紹介できればな、と思います

 

今回は、前回の記事を読んだ前提で話を進めていくので

もし読んでない方は、ぜひ前回の記事をご覧ください

https://kiriha3st.hatenablog.com/entry/2020/05/04/113355?_ga=2.73951451.894464979.1588559702-1354403212.1587843644 )

 

 

サイドデッキを組むにあたって

 

まず、サイドデッキを組むにあたってです

 

前提として

前回私が紹介した確定枠、自由枠の中からメインデッキを組んだとします

 

その中でも、サイドチェンジの時に

先攻なら抜くカード、後攻なら抜くカード

というものが存在します

 

なので、基本的にはそのカードを抜いてサイドデッキから入れることになります

 

 

サイドデッキのコンセプト

 

どのようなコンセプトでサイドデッキを組むかです

 

SPYRALは先攻で多くの妨害を立てる先攻で強いデッキという印象があると思いますが

ダンディやタフネス、ボルテックスなど相手の盤面を除去するのに長け、その展開力を生かしてワンキルすることができる後攻でも強いデッキでもあります

 

相手が先攻でそこまで妨害を立ててこない、長期戦に長けたデッキなどと分かっている場合は後攻を取ってワンキルしに行くことが多いです

(例として閃刀姫など)

 

 

これは一概には言えないのですが、今までSPYRALを使ってきてマッチ戦にて1本取られた場合のこちらに先攻後攻の選択権がある際

 

SPYRALは先攻を取るだろう

または

後攻を取るかもしれないが先攻を取られて制圧されたら困るので、後攻を強いカードを採用するしかない

 

と考える人が多いと感じます

 

なので、後攻を選択することで相手の後攻で強いカードを腐らせるということも起きえます

 

 

相手に先攻を取られた場合、そして自分から後攻を取った際のことを考え

基本的に採用するのは

 

・後攻で強いカード

・環境に多いデッキに対するメタカード

 

の2種類となります

 

 

 

メインデッキから抜くカード

 

先ほど話した、メインデッキから抜くカードについてです

 

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前回説明した

1枚目が確定枠

2枚目が自由枠です

 

この中から先攻と後攻で抜くカードをそれぞれ紹介しようと思います

 

 

先攻の際に抜くカード

 

先攻の際に抜くカードについてです

 

基本的に後攻で強いカードたちになります

 

 

確定枠から

SPYRAL GEAR-エクストラアームズ ×1

 

自由枠から

SPYRAL-タフネス ×1

増殖するG ×2~3

ツインツイスター ×2

 

 

それぞれの説明に入ります

 

 

・エクストラアームズ

 

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コンボパーツにもできるゆえ先攻でも腐りにくいとは言いましたが、やはり後で強いカード

先攻で使う機会は少ない

 

 

・タフネス

 

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基本破壊する効果しかないので先攻では効果を使えない

 

後攻では強力なのでサイドデッキに入れておきたい

 

 

・増殖するG

 

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相手の特殊召喚でドローするカードなのでもちろん先攻で展開するときには不要

 

ただ、抹殺の指名者を採用する場合デッキから除外しなければいけないので1枚は残します

 

 

・ツインツイスター

 

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相手の魔法罠を破壊したいカードなのでもちろん先攻では不要

 

 

後攻の際に抜くカード

 

後攻の際に抜くカードについてです

 

基本的に先攻で使いたいカードになります

 

 

確定枠から

(SPYRAL GEAR-ビッグレッド ×1)

SPYRAL GEAR-マルチワイヤー ×1

 

自由枠から

(幽鬼うさぎ)

真紅眼の黒竜 ×1

ブラック・マジシャン ×1

真紅眼融合 ×1

(抹殺の指名者 ×3)

 

 

それぞれの説明に入ります

 

 

ビッグレッド

 

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同名ターン1がついているので後攻でワンキルする場合1枚で足りる

 

括弧がついている理由は素引きした場合にこのカードのサーチを相手に妨害されてもその後の動きの手数になれるから抜かなくてもいい、という理由があります

 

お好みで1枚抜いてください

 

 

・マルチワイヤー

 

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先攻で妨害に使うカード

 

罠なので後攻ではワンキルするので使う機会がない

 

 

・うさぎ

 

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後述する環境デッキに対する明確なメタカードを採用する際に入れ替え候補になります

 

普通に相手の先攻の動きに対する妨害になりえるので、これも好みで

 

 

・真紅眼の黒竜

・ブラマジ

・真紅眼融合

 

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エクストラのアナコンダ、ドラグーンと一緒にセットで抜くことになります

 

採用理由は前回説明した通りなので、後攻を取る場合

・相手の先攻での動きを妨害できるカード

・相手の妨害を剥がせるカード

と入れ替えることになります

 

 

・抹殺

 

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後攻の場合、さきほどのドラグーン出張セットの時にも話した

・相手の妨害できるカード

・相手の妨害を剥がせるカード

と入れ替えることになります

 

ドラグーン出張セットと抹殺、共通して言えるのは

腐る可能性のあるカードを入れるなら、直接相手の妨害ができるカードか相手の妨害を剥がせるカードを入れたほうが強い

という点です

 

ただ、こればっかりは本当に本人のプレイスタイルにもよると思うので使う人次第といた感じです

 

 

 

サイドに入れたいカード

 

サイドデッキに入れたいカードについて話します

 

先ほども話した通り

 

・後攻で強いカード

・環境に多いデッキに対するメタカード

 

の2種類です

 

 

後攻で強いカード

 

後攻を取って相手の妨害をはがす、または止めるカードです

 

・ツインツイスター

 

画像略

 

相手の魔法罠を除去できるやつ

 

たくさん伏せてくるメタビ対面に対して採用

 

手札コストでグレースやSPYRAL MISSIONを切れるとその後に繋がります

 

他の魔法罠除去との差別点

ハーピィの羽根帚:ツイツイのほうが総合的に割れる枚数は少ないが、速攻魔法なので相手のスタンバイフェイズの虚無空間など永続罠にチェーンして打てる、手札に残ってもターンを返した場合相手ターンに打てる

 

ライトニング・ストーム:羽根帚より使い勝手は上がったが以下略

ツイツイと同時採用すると流石に過多

 

コズミック・サイクロン:今の環境には墓地で効果を発動するものや墓地から再利用できるカードが多いのでそういう点ではコズサイに分があり

ただSPYRALは後攻では相手にターンを返す気がないのでその点は心配なし

結果的に手札を切ることがメリットになりえるかもしれない点と1枚多く割れるためツイツイを採用

 

刺さる対面

メタビ全般:伏せているセットカード、神の宣告などをはがしにいける

 

オルターガイスト:オルターガイスト・マリオネッターでセットされているオルターガイスト・プロトコルの場所がわかるため狙い撃ちしやすい

注意点として王宮の勅命が入りやすいデッキなので、自分の他の魔法カードに相手が勅命を打つまで手札に隠しておくのもアリ

 

その他エルドリッチや転生炎獣、閃刀姫等カードの効果で魔法罠をセットしてくるデッキが多いので、透けているカードを狙って破壊しやすいのがグッド

 

オルフェゴール:場魔法のオルフェゴール・バベルに依存して妨害するのでそこに対して打つだけで致命傷を与えられます

ツイツイにチェーンでオルフェゴール・トロイメアやオルフェゴール・スケルツォンで宵星の騎士ギルス蘇生等され結果墓地肥やしはされますが、弱いです

ただ、最近ディンギルスを場に残す動きをする場合もあるのでその際は腐る点に注意(環境から減ったらしいのであえてそのためにさらにコズサイは積みたくない)

 

罠ビはそれに対して神の宣告を発動してくれればライフが4000になるので削りやすくなる + 他の致命的なところで打たれなかったのでまぁいいかなって感じ

 

 

精神操作

 

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相手のモンスターを奪えるやつ

 

SPYRALではダブルヘリックス以外のリンクモンスターは汎用で戦うので、奪ったモンスターをそのままおいしくリンク素材にできます

 

最近対象に取れないモンスターが増えたことだけ難点

 

 

・レッド・リブート

 

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相手の罠の発動を無効にし、その後相手が罠カードを発動できなくなるやつ

 

ライフを半分払うことで手札からカウンター罠を打てる奇襲性と、追加で相手に1枚罠をセットされますがそのターンの罠からの絶対の安心を得られるのがとても強力です

 

デメリットであるライフを半分払うことと相手にさらに1枚セットされた計2枚以上の罠に関しては、SPYRALは後攻では相手にターンを返す気がないので問題になりません

 
刺さる対面
 
罠ビート全般:罠主体で妨害するのでこのカードが通ればほぼ全ての妨害を無力化できます
 
オルターガイスト:罠の発動無効なので手札からオルターガイスト・マルチフェイカーが出てこれない、ほかの罠ビと比べて特に致命傷
 
転生炎獣:サラマングレイト・レイジとサラマングレイト・ロアーの2枚を伏せて罠で妨害してくることが多い

 

罠ビートには神の宣告が入ってることが多いのでこのカードが止められることもありますが、その場合使わせたしお互いライフを半分にしてるのでまぁいいかなぁって思ってます

 

 

原子生命体ニビル

 

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場のモンスターを全てリリースできるやつ

 

相手のモンスターをほぼ一手に除去できるので、自ターンに妨害をされる可能性を減らしたりワンキルしやすくなります

 

相手の場に特殊召喚したトークンの打点が大きくなったとしても、SPYRALではタフネスやボルテックス1枚で簡単に処理できるので問題なし

 

サイドチェンジで後攻読みで入れて先攻を握らされた時や、ワンキルし損ねて相手にターンを返した時なんかは手札で腐りやすいのが難点

 

刺さる対面

展開系:いわずもがな、ニビルを無効にできるアポロウーサやヴァレルロード・S・ドラゴンなどが出てくる前に打ちましょう

 

オルターガイスト:最近はオルターガイスト・プークエリを貰っただけあって展開力が上がり、オルターガイスト・ヘクスティアをリンクロスにすることでサーチをする動きが多いのでニビルを打つタイミングが増えた

 

サンダードラゴン:雷神龍-サンダードラゴンを立ててくる場合、ニビルの発動条件を満たせる

先攻で超雷龍-サンダードラゴンだけ立てる場合は打てないことが多いので注意

 

 

禁じられた一雫

 

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手札からカードを切って、切った枚数分相手のモンスターを対象に取らずに効果無効にできるカード

 

切ったカードの種類で相手はチェーンできないことや打点を半分するのも含めて優秀ですが、SPYRALでは主に切りたいカードが魔法罠のSPYRAL MISSONなのでモンスターではチェーンされることが多くなりがちなのが悩みどころ

ビッグレッドやセットで救出を切れる場合は積極的にモンスターを切って展開に繋げていけます

 

個人的には3枚積むカードではないと思います、2枚くらいなら

 

刺さる対面

展開系:場のモンスターで妨害を立ててくる場合

 

ドラグーン:わかりやすい回答

 

 

後攻で強いカードでも採用しにくいカード

 

 

冥王結界波

 

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相手の効果モンスターを一手に無力化できます

 

なおかつそれに対してモンスターでチェーンできないので、高確率で通るのが優秀

 

問題がデメリットの「このターン相手が受けるダメージが0になる」という点で、これによりワンキルすることができなくなってしまいます

 

 

拮抗勝負

 

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場にカードがなかったら手札からも打て、バトルフェイズ終了時に相手の場を一気に崩すことができます

 

このカードの使い方の都合上、バトルフェイズを実質放棄することによりワンキルすることができません

 

 

冥王結界波と拮抗勝負に共通して言えるのは、相手にターンを返してしまうということにあります

 

盤面を返したあとに制圧しかえせば問題ない、という意見もありますが

 

SPYRALは長期戦でも戦えるテーマですがなるべく展開力に振った構築にしたい都合上、長期戦テーマとタイマン張るのは少し分が悪い

 

できる限りワンキルしたいので、この2枚は不採用

 

 

環境に多いデッキに対するメタカード

 

これに関しては大会が始まったばかりなのでなんとも言えません

 

例としてアーティファクト・ロンギヌスや超融合など、その時の環境に合わせて採用してください

 

 

メタカードでも採用しにくいカード

 

ディメンション・アトラクター

 

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発動するターンと次のターンまで、墓地に行くカードが全て除外されます

 

墓地を利用するテーマに対する強力なメタカードになりますが、返しの自分のターンまでデメリットが残る都合上絶対採用できません

 

 

王宮の勅命

 

場の魔法カードの効果を全て無効にするやつ

 

このカードが刺さるデッキも多いですが、逆にSPYRALもその一つ

 

せっかく先攻で盤面を作ってもRESORTとラストリゾートの効果が無効になってしまいます

 

虚無空間や魔封じの芳香などはまだ先攻での採用はありえますが、このカードは無理です

 

 

 

まとめ

 

以上がSPYRALのサイドデッキに関する説明になります

 

基本的にこれといった具体的に入れ替えなけばいけない!、というのは存在しなく

展開系デッキの永遠の宿敵ともいえるメタビに対する回答、環境デッキに対するメタといったカードを採用することになります

 

 

 

最後に

 

つたない文章を最後まで読んでくださった方、ありがとうございました

 

 

もしまた記事を書く機会があれば、その時はまたよろしくお願いします

 

 

また次回の記事でお会いしましょう